ドールハウスの世界

ドールハウスの歴史

大人でも楽しめるミニチュアの世界、ドールハウス。
小さな世界の創造を楽しみ、子供達の創作意欲や感受性の教育面からも高い評価を得ています。
幼い頃よりドールハウスに携わると、将来的に建築業界やデザイン業界に憧れるきっかけにもなると言われています。
そんなドールハウスですが、歴史は結構古く、15世紀頃現在のドイツの南バイエルンの公爵だったAlbrecht V. von Bayernが娘のために作らせたものが最初で、この頃にミニチュアハウスが世の中に出てきました。

一般的に有名になったのはマリーアントワネットが娘の英才教育のために買い与えた事から一躍有名となり、一般市民でも購入出来るよう改良され、16世紀産業として確立していきました。
最も流行したのは19世紀のヨーロッパ全域の中流クラス市民層で、現在でも世界全体で広く愛されています。
日本では1970年代後半に紹介され、1990年代後半最も流行しました。
海外ではドールハウスに人形を飾る事が一般的ですが、日本はあまり人形を飾らない傾向があります。

ドールハウスの国際サイズ

サイズの基準は実際のサイズの1/12ですが、これは1924年にメアリー女王に贈られたQueen Mary’s Dolls’ Houseが1フィートを1インチに縮小した1/12サイズだった事から標準化されたことにあります。
しかし、厳密に規格化されているわけではなく、アメリカでは1/24サイズや1/8などもあります。
日本では建築模型の世界との境界線が曖昧なことから1/10や1/20サイズなどもあります。
また、フィギュアコレクターによるサイズ企画に合わせるため最近では1/6サイズも増えてきました。
当店ではドイツのミニマンダス社日本総代理店として運営しており、ミニマンダス社が伝統的に守ってきた18世紀頃の1/12アンティークドールハウスをベースに商品を取り扱っているため、1/12サイズにこだわっております。

プロから初心者まで

当店のドールハウス商品は全国のプロの方から初心者の方まで幅広くご利用いただいております。
特にミニマンダス社の商品はカスタマイズも容易に出来ることから初めてドールハウスを作る方や最前線で活躍されているプロの作家さんが使われています。
また、当店ではドールハウス作りで最も難しいとされている電飾関係を強化し、灯りのあるドールハウス作りを推奨しています。
温かみのある麦球や豆球などの他にLEDによるライトアップも可能です。
見ていて癒される灯りのあるドールハウスに関しては、お気軽にお問い合わせくださいませ。
ぜひお力になりたいと思います。